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『また 次の 春へ』重松清(著)





なんといったらいいんでしょう。


この本は、

様々な立場から、

あの震災にかかわった人の心を描き出しています。

いろんな立場の人がいて、

いろんなかかわり方があって、

みな考えています。




家の中で、一人で読んだ方がいいと思います。

七つの話が収められている短編集ですが、

どの話を読んでも、

涙が出てきました。



だが、どんなに泣いても、心のいちばん奥深いところに涙は残っていた。それをぜんぶ搾り出してしまいたいのに、どうしてもそこには届かない。





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はじめのお話「トン汁」を読んで思ったことです。


トン汁。
大好きです。
もしかしたら、一番好きかもしれません。
でも、外で食べるトン汁は、おいしいとは思いますが、ちょっと違います。
ですから、好きなメニューにはなりません。
家で食べる、具だくさんの、母が作ったトン汁が好きなのです。

脳溢血で突然母を亡くし、悲しみに暮れる家族が、最初に作って食べたのは、皆を力づけようと思い立ったのであろう、父親の作ったトン汁でした。
おそらく料理などしたことのない父親が作ったものでしょうから、あまり上手にはできていなかったトン汁でしたが、その場の状況が、トン汁を家族の思い出にし、その後の一家の絆の印となっていったのでした。

母親の骨を墓に納骨して家に戻ったこの夜の場面を読みながら、自分の父親や母親、自分の子どものことを登場人物に重ね合わせてしまい、涙ぐんでしまいました。突然の自分の家族の死を想像してしまったというわけです。

「トン汁」の結びの場面は、震災の避難所でした。避難所で、家族のトン汁を振る舞います。
そこには、震災の生々しい様子は描かれていません。
しかし、一つの家族の深い深い悲しみと何十年分の思い出を読んできた後だけに、
同じような思いをしている、震災に遭った家族が、たくさんあることを思わせます。






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ジャンル : 本・雑誌

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